Excel Function Dictionary

脱・初心者!Excel関数 逆引き完全図鑑

🧠 論理・条件分岐 (Logical)

関数名構文説明
IF =IF(条件, , ) 条件に応じて値を切り替える基本の関数。
例: =IF(A1>=80, "合格", "不合格")
IFS =IFS(条件1, 値1, 条件2, 値2...) 複数の条件を順に判定。入れ子のIFより読みやすい。
AND / OR =AND(A, B) 複数の条件を「かつ(AND)」「または(OR)」で結合する。

🔍 検索・行列 (Lookup)

関数名構文説明
VLOOKUP =VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE) 縦方向に検索。基本中の基本。
XLOOKUP =XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲) 最強の検索関数。VLOOKUPの上位互換。エラー処理も内蔵。
INDEX =INDEX(範囲, , ) 指定位置のセルの値を返す。MATCHと組み合わせる。
MATCH =MATCH(検索値, 範囲, 0) 値が「何番目」にあるかを返す。

🧮 集計・統計 (Math)

関数名構文説明
SUM =SUM(範囲) 合計を求める。
SUMIF =SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲) 条件に合うセルだけを合計。
SUMIFS =SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1...) 複数条件で合計。SUMIFよりこちら推奨。
COUNTIF =COUNTIF(範囲, 条件) 条件に合うセルの個数を数える。
ROUND =ROUND(数値, 桁数) 四捨五入する。
AGGREGATE =AGGREGATE(集計方法, オプション, 範囲) エラーや非表示行を無視して集計できる高機能関数。

🔤 文字列操作 (Text)

関数名構文説明
TEXT =TEXT(, "書式") 数値を指定した書式("yyyy/mm/dd"など)の文字に変換。
LEFT / MID / RIGHT =MID(文字, 開始, 文字数) 文字の一部を切り出す。
TEXTJOIN =TEXTJOIN(区切り, TRUE, 文字1...) 区切り文字を入れて結合する最強関数。
SUBSTITUTE =SUBSTITUTE(文字, 検索, 置換) 特定の文字を別の文字に置き換える。

📅 日付・時刻 (Date)

関数名構文説明
TODAY =TODAY() 今日の日付を表示(更新される)。
DATEDIF =DATEDIF(開始, 終了, "Y") 期間の差分(年数、月数、日数)を計算。年齢計算に。
EOMONTH =EOMONTH(開始日, 月数) 指定月の月末日を返す。締切日計算に必須。

🚀 動的配列・スピル (Dynamic Array)

関数名構文説明
UNIQUE =UNIQUE(範囲) 重複を取り除いたリストを自動生成。
FILTER =FILTER(範囲, 条件) 条件に合うデータを抽出して一覧表示。VLOOKUPの複数件版。
SORT =SORT(範囲) データを並べ替えて表示。

⚠️ エラー処理 (Error)

関数名構文説明
IFERROR =IFERROR(数式, ) エラー(#N/A等)の場合に別の値を表示。必須テクニック。

📏 数値丸め・端数処理 (Rounding)

関数名構文説明
INT =INT(数値) 小数点以下を切り捨てて、最も近い整数にします。
TRUNC =TRUNC(数値, [桁数]) 指定した桁数で数値を切り捨てます。ROUNDDOWNとほぼ同じ。
CEILING.MATH =CEILING.MATH(数値) 数値を切り上げて整数にします。(例: 4.1 → 5)
FLOOR.MATH =FLOOR.MATH(数値) 数値を切り捨てて整数にします。(例: 4.9 → 4)
ABS =ABS(数値) 絶対値(マイナスを取った値)を返します。
例: =ABS(-50) → 50

🏆 順位・最大最小 (Ranking)

関数名構文説明
MAX / MIN =MAX(範囲) 範囲内の最大値(または最小値)を返します。
LARGE =LARGE(範囲, 順位) 範囲内で「K番目」に大きい値を返します。
例: =LARGE(A:A, 3) (3位の値)
SMALL =SMALL(範囲, 順位) 範囲内で「K番目」に小さい値を返します。
RANK.EQ =RANK.EQ(数値, 範囲, [順序]) 指定した数値が、範囲内で何位かを求めます。

ℹ️ 判定・情報 (Information)

関数名構文説明
ISBLANK =ISBLANK(セル) セルが空欄なら TRUE を返します。IF文と組み合わせてよく使います。
ISNUMBER =ISNUMBER() 値が数値なら TRUE を返します。
ROW / COLUMN =ROW() 現在のセルの行番号(または列番号)を返します。連番を振るのに便利。
ROWS / COLUMNS =ROWS(範囲) 指定した範囲の行数(または列数)を数えます。

🎲 その他 便利機能 (Utility)

関数名構文説明
RANDBETWEEN =RANDBETWEEN(最小, 最大) 指定した範囲内の整数をランダムに返します。
ダミーデータ作成に最適。
TRANSPOSE =TRANSPOSE(範囲) 縦横(行と列)を入れ替えて表示します。
HYPERLINK =HYPERLINK(URL, [表示名]) クリックできるリンクを作成します。目次作成などに。

✨ 高度な文字列操作 (Modern Text)

※Excel 2019以降 / Microsoft 365 専用。従来FINDやMIDを駆使していた処理が一発で済みます。

関数名構文説明
TEXTSPLIT =TEXTSPLIT(文字, "区切り") 指定した区切り文字でセルを分割し、複数のセルに展開します。「区切り位置」機能の関数版。
TEXTBEFORE =TEXTBEFORE(文字, "区切り") 指定した文字より「前」にある文字をすべて取り出します。
例: =TEXTBEFORE("田中 太郎", " ") → "田中"
TEXTAFTER =TEXTAFTER(文字, "区切り") 指定した文字より「後」にある文字をすべて取り出します。
例: =TEXTAFTER("田中 太郎", " ") → "太郎"

🧱 配列・表の結合 (Stacking)

関数名構文説明
VSTACK =VSTACK(範囲1, 範囲2...) 複数の範囲を縦方向(Vertical)に積み重ねて、1つの表にします。離れた表をまとめるのに最強。
HSTACK =HSTACK(範囲1, 範囲2...) 複数の範囲を横方向(Horizontal)に連結して、1つの表にします。
CHOOSEROWS =CHOOSEROWS(範囲, 行番号) 表の中から、指定した行だけを抜き出します。
CHOOSECOLS =CHOOSECOLS(範囲, 列番号) 表の中から、指定した列だけを抜き出します。

🧠 変数・高度な論理 (LET / LAMBDA)

関数名構文説明
LET =LET(名前1, 値1, 計算式) 数式内で「変数」を定義できます。同じ計算を何度も書く必要がなくなり、処理速度と可読性が劇的に向上します。
LETの使用例:
=LET(税, 1.1, A1 * 税)
("税" という変数に 1.1 を代入して計算)

🖼️ Web・画像 (Web & Image)

関数名構文説明
IMAGE =IMAGE(URL) URLを指定して、セル内に画像を表示します。商品管理リストなどに便利。
WEBSERVICE =WEBSERVICE(URL) Web APIなどからデータを取得します(XML/JSONなどが返ります)。

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